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2024年度日本華僑華人学会研究大会 第3回サーキュラー

開催概要

(1) 開催日時・会場
開催日時:2024年10月26日(土)、10月27日(日)
対面での実施を予定しておりますが、感染症等の流行や諸事情により変更する場合は学会サーキュラー・HPなどでお伝えします。
会場:東北大学 川内南キャンパス 中講義棟2階 文学部第2講義室
(〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1)
アクセス:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/kawauchi/
最寄駅:1. 仙台市地下鉄東西線・川内駅より川内北キャンパス直結 2. 同地下鉄同線、国際センター駅西1口より徒歩約5分
(どちらも地下鉄下車後、同程度の徒歩所要時間です。2の方が高低差は少ないです)
宿泊については、仙台駅周辺をご検討ください。会場までは20分程度です。

(2) プログラム
10月26日(土)
12:30~13:30 理事会
12:45 受付開始
13:25 開会
13:30~16:00 自由論題 (個人発表、パネルなど)
13:30~ 楊芳溟(萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社)
トランスナショナルな娘たちの物語― 老親の利益と子どもの利益の対立の狭間で
14:10~ 潘翔宇(慶應義塾大学 政策・メディア研究科修士課程)
在日中国人2世の「68年― アジア、日本における華僑青年闘争委員会とそのアイデンティティ
14:50~ 丁瑞琛(一橋大学 社会学研究科)
日本の大学を選ぶ中国人高校生たち— 高校卒業の中国人留学生の移住プロセスとネットワーク
15:30~ 中谷潤子(大阪産業大学)
中国系移民第二世代の日本社会への選択的統合と異同
16:25~17:25 総会
18:30~懇親会

10月27日(日)
10:30~11:30 ライティングアップセミナー形式の個人発表
10:30~ 王天驕(名古屋大学人文学研究科 博士後期課程)
在日華僑学校卒業生の自己認識と世界認識― 神戸中華同文学校『校友会報』(1949-1971年)を中心に
11:30~13:00 昼休み
13:00~15:30 開催校企画「越境する食から切り開く中国的モビリティーの様態」

〈趣旨〉
本パネルでは、絶えず越境を繰り返す中国の食を手がかりに、中国移民社会の特質の一端を明らかにすることを試みる。中国の食はいかなるプロセスを経て越境し、提供・消費される中でいかに変化し、あるいは持続していくのかについて着目することで、移動する人びとの関係性とネットワークの動態と様態に迫りたい。
中国の食は特定の型に嵌ることなく、高度な創造性を有し、さらに多様なジャンルに分類され、地域的な特色も顕著である。有史以来の人々の移動と共に、世界各地に広がった中国の食は、当地の食体系を構成し、国民料理になったものも少なくない。国内でも同様に、移動する人々によって地域料理は越境を繰り返してきた。人の移動と食の越境は連関的な現象であり、その根底には人々の社会論理が働いている。本パネルでは、こうした越境を繰り返す食から中国の人々の移動に見る関係性とネットワークを動的に捉え、高い構築性をもつ中国/華人社会の仕組みの特質を考察する。

司会:川口幸大(東北大学)
趣旨説明:ボウサラ(東北大学)
報告者:
ボウサラ(東北大学)「どこでも「中国胃」として生きられる ― 英国のオーセンティックな中華料理を事例として」
山本睦(山形大学)「ペルーにおける中華料理の位置づけと増殖するチーファ」
楊会林(東北大学大学院)「故郷の味がつなぐ移住者たちのネットワーク― 海口市における四川省出身の出稼ぎ労働者を事例に」
李欣晨(桂林理工大学)「中国における政策移民3世代の食習慣の変容(仮)」
コメンテーター:櫻田涼子(育英短期大学)

15:30閉会あいさつ

※発表の応募状況に応じて、上記プログラムの時間枠は多少変更することもあります。現時点ではあくまでも目安としてご理解ください。

(3) 参加について
*参加費
研究大会参加費: 一般会員・非会員 2,000 円、学生会員・優待会員1,000 円

*参加申込
2024年10月7日(月)〆切
申込フォームURL

*問合せ先
日本華僑華人学会2024年度大会実行委員会(委員長 川口幸大)
メールアドレス: jssco2024taikai@gmail.com
メールにて問い合わせをされる場合は、1週間をすぎても返信がない場合は、未着の可能性がありますので、再度ご送付をお願い申し上げます。

日本華僑華人学会2024年度大会実行委員会
川口幸大(委員長)、稲澤努、ボウサラ

(文責:川口幸大 大会実行委員長)