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日本華僑華人学会

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2019/01/28 『華僑華人研究』第16号の投稿案内を掲載しました。
2019/01/24 若手ライティングアップセミナーの報告を掲載しました。
2019/01/12 2018年度研究大会報告を掲載しました。
2019/01/11  『華僑華人研究』第15号を刊行しました。



 


■『華僑華人研究』第16号の投稿案内■



  学会誌『華僑華人研究』では、学会員のみなさまから学問領域を問わず、広い意味での華僑華人、中国系の人口移動に関わる論文、研究ノート、書評などの投稿を募集します。
 華僑華人研究の定義は特に定めません。華僑華人研究の発展のため、とりわけ隣接する研究領域との境界が曖昧な場合には、投稿者なりに投稿論文が華僑華人研究にどのように寄与するものであるかを明確にし、投稿論文を華僑華人研究という枠組みのなかで位置づける意義を強調していただくようお願いします。
 また、本学会2018年度大会で報告をされた方におかれましては、投稿を前向きに検討していただくよう案内いたします。

1.掲載区分
 「論文」: 24,000 字以内
 「研究ノート」「書評論文」:12,000 字以内
 「書評」「新刊紹介」その他: 6,000 字以内

2.投稿申し込み (予備登録)
・締切:2019年1月31日(木)(必着)
・予備登録のメールには、以下を明記してください。
1 氏名
2 所属
3 連絡先住所
4 電話番号
5 メールアドレス
6 題ないしは仮題
7 希望掲載区分
8 要旨(400字程度)

・予備登録・投稿の提出、その他学会誌に関する問い合わせは、原則「電子メール」にて承ります。
編集委員会メールアドレス:jssco.henshu16×gmail.com (×を@に変えてください)
・メール送信の際は、件名を必ず次のようにしてください。件名【華僑華人研究16号予備登録】
・予備登録のメールを受領次第、受領確認メールをお送りします。1週間以上たっても受領確認メールを受け取れなかった場合には、編集委員会へメールにてご連絡ください。

3.投稿
・締切:2019年3月31日(日)(必着)
・投稿方法、「執筆要綱細則」、「参考文献書式」など投稿の詳細は、2月に入ってから予備登録者に改めてお知らせいたします。
・投稿を電子メールではなく郵送のみでおこなう希望をお持ちの方は、「予備投稿の際に」電子メールでその旨お知らせください。
  郵送の場合の宛先
  〒108‐8345 東京都港区三田2‐15‐45 慶應義塾大学法学部 山本信人研究室

4.投稿にあたっての注意
1) 英文要旨に関しては、投稿者各自の責任で「必ず英語を母語とする研究者のチェック」(copy editing)を受けてください。
2) 学生会員の方は、投稿する前に指導教員などに閲読を依頼し、閲読済みの自筆署名文を添付してください。

以上

『華僑華人研究』第16号担当
学会誌編集委員会委員長  山本信人
学会誌編集委員会編集室長 石川朝子

(文責:山本信人 学会誌編集委員会委員長)

   


■若手ライティングアップセミナーの報告■



  今年度は、新たな学会活動の試みとして「若手ライティングアップセミナー」と題する研究会を2018年11月18日(日)10:00~13:00、慶應義塾大学三田キャンパスで開催した。本研究会は、本学会の大学院生などを中心とした若手研究者が、学位論文や投稿論文を作成する際に、学会のシニア会員から幅広くアドバイスを得られる機会として活用されることを目的とした。また、今年度は、東洋大学で開催の研究大会が1日開催を余儀なくされたため、大会翌日の日曜日を活用し、大会との連続性を持たせることで、多くの会員に発表機会を提供するとともに、来場する会員の便宜を図る狙いもあった。結果として、20名を超える参加者を得ることができた。
研究会までの手順は以下の通りである。3名の若手会員が事前に発表要旨とともに申請を行い、審査の上、発表資格を与えられ、10月末までにフルペーパーを用意した。発表要旨については、研究大会のプログラムにも掲載し、大会に参加した会員が翌日の発表内容を事前に知ることができるようにした。
それぞれのペーパーは、2名のコメンテータがつき、当日までにペーパーをふまえたコメントを用意していただいた。コメンテータを請け負っていただいた会員には、周到な用意をしていただき、それぞれの発表者に今後の研究の発展性への道筋をも含めた濃密なコメントをしていただいた。
発表者及び発表(論文)タイトルは以下の通りである。

10:00~10:05 開会あいさつ 陳來幸会長
10:05~11:00 黄穎康(創価大学大学院文学研究科人文学専攻哲学歴史学専修博士課程)「1920年代における英領マラヤ華人社会と排日運動―華商・労働者と日本企業・商人の動きを中心に」
コメンテータ:篠崎香織会員、東條哲郎会員
11:05~12:00 吉川春香(慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程)「中国系ニューカマー第二世代のエスニックアイデンティティ―メディアとコミュニティの影響から」 
コメンテータ:杉村美紀会員、奈倉京子会員
12:05~13:00 高橋萌(慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程)「台湾における東南アジア帰僑の移住に関する歴史学的考察―1940年代から70年代における対華僑政策を事例に」
コメンテータ:長田紀之会員、吉原和男会員

 それぞれがフルペーパーを用意し、当日はそれを参加者全員が追いながら発表を聞くというスタイルをとったため、細部に至るまでの緻密な研究が披露され、ディスカッションも盛り上がった。今後は、こうした機会を経て論文がさらにブラッシュアップされ、質の高い学位論文や投稿論文が世に送り出されることを期待したい。

(文責:三尾裕子 研究企画委員長)

   


■2018年度 研究大会報告■


 2018年度第16回年次研究大会は、2018年11月17日(土)に、以下のプログラム通り、東洋大学白山キャンパスにて開催されました。一日で大会のスケジュールを組みましたので、朝9時半からのスタートでした。参加者は56 名(一般会員44 名、非会員 8名、学生・優待会員4名)で、盛況のうちに終了しました。午前中の分科会では、客家系商人家族の事例と共に、東アジア・東南アジアという現代の地域概念に規定されない華僑華人ネットワークのダイナミズムが、19世紀から1960年代にかけての歴史的過程の中で議論されました。この学会にふさわしい学際的、かつ新しいアプローチを提示する内容の濃い分科会でした。続いてお昼休みを挟んで、4つの個人発表がありました。多様なテーマを取り上げたご発表で、各発表において活発な議論が交わされました。翌日に若手ライティングアップセミナーが企画されていたこともあり、大学院生による発表はありませんでした。開催校企画シンポジウムでは、「変貌を遂げる21世紀の華僑社会」をテーマに、シンガポール、イタリア、ボツワナ、そして僑郷の事例が報告されました。質疑応答に時間的余裕がありませんでしたが、華僑華人社会の近年の変化に目を向けさせるものでした。懇親会では、16階からの東京の夜景を楽しんでいただきながら会員相互の懇談の輪が広がりました。
9:30-11:30
分科会「東南アジア・東アジア間の華僑華人ネットワーク再考―客家系商人家族の事例研究から」代表者:芹澤知広(奈良大学)
発表者:工藤裕子(東洋文庫)、陳來幸(兵庫県立大学)、芹澤知広
司会・趣旨説明:北村由美(京都大学)、コメンテータ:古田和子(慶應義塾大学)
11:30-12:30 個人発表
11:30-12:00 宮原 暁(大阪大学)「『僑批』と『唸経』の文脈-華僑華人研究における多声的翻訳モデルの可能性」
12:30-13:00 石川朝子(帝京大学)「日本の中華学校の教育改革の現在」
12:30-13:30 お昼休み (理事会:8号館セミナー室5)
13:30-14:30 個人発表
13:30-14:00 横田祥子(滋賀県立大学)「ダヤック人の神格化に見る世界観の交差-インドネシア西カリマンタン州の民間信仰から」
14:00-14:30 王 維(長崎大学)「ザンジバル華人社会の再構築」
14:40-17:40 開催校企画シンポジウム「変貌を遂げる21世紀の華僑社会」
趣旨説明:山本須美子 (東洋大学)
登壇者:奥村(平島)みさ(東洋大学)「新華僑が変えるシンガポール華人社会」
    田嶋淳子(法政大学)「イタリアにおける中国系ニューカマーのコミュニティ形成をめぐって」
    シ・ゲンギン(京都大学)「南部アフリカにおける新華僑」
    川口幸大(東北大学)「21世紀の僑郷-何が変わり、何が変わっていないのか」
コメンテータ:山下清海(立正大学)、張玉玲(南山大学)
17:50-18:30 総会
18:45-20:45 懇親会 

                     (文責:山本須美子 大会実行委員長)


■ 『華僑華人研究』第15号(2018年発行) 目次 ■
<論文>
都市空間におけるチャイナタウンの再開発 ── 神戸市南京町の中華表象生成を中心に … 辺 清音

<研究動向>
台湾の華僑華人研究 ...八尾 祥平


<書評>
Haiming Liu 著 From Canton Restaurant to Panda Express: A History of Chinese Food in the United States
                      … 川口 幸大

志賀市子 編著 『潮州人─ 華人移民のエスニシティと文化をめぐる歴史人類学』 ...谷垣 真理子

謝征達 著 『本土的現實主義:詩人?岸的文學理念』 ...舛谷 鋭

篠崎香織 著 『プラナカンの誕生─ 海峡植民地ペナンの華人と政治参加』 ...持田 洋平

ジェームス・フランシス・ワレン 著 蔡史君・早瀬晋三 監訳 藤沢邦子 訳 『阿姑とからゆきさん ──シンガポールの買売春社会 1870-1940年』 ...横田 祥子

<新刊紹介>
Koos Kuiper 著 The Early Dutch Sinologists (1854-1900): Training in Holland and China, Functions in the Netherlands Indies
           ...山本 信人

華僑華人の事典編集委員会 編 『華僑華人の事典』 ...山本 信人

<彙報>

 

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